【フードライター浅野陽子の『海のエコラベル』現場より生中継!】

MSC認証のカツオとビンナガを使ったフルコースの試食会とトークショーが、料理専門誌などメディア関係者向けに行われました。
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料理を作ったのは来日中のオランダ人シェフ、バート・ファン・オルフェン(Bart van Olphen)さんと、サステナブルに理解が深い、日本人シェフたち。バートさんは、ロンドンにあるMSC本部の設立20周年グローバルアンバサダーです。
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日本人シェフは、会場のレストランのオーナーシェフである野村友里さん(一番左)、「Chefs for the Blue」の室田拓人シェフ(左から2人め)、森枝幹シェフ(マイクを持っている方)。

おいしいシーフード料理を楽しんだ後は、シェフ4人が未来の水産物への思いを熱く語るトークセッションもあり・・・豪華なサステナブル晩餐会でした。

ここは原宿?晩餐会会場は都会の森にあるレストラン

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春の雨が降った夜、私は会場に向かいました・・・が、スマホのMapに指定された場所に着くとびっくり。ラフォーレ原宿や竹下通りから徒歩1分くらいの、都心のど真ん中。しかし、森の別荘地のような外観なのです。雨の夜だったのでさらに幻想的な雰囲気。
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多国籍料理レストラン「eatrip(イートリップ)」さんです。
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店内では、バートさんがMSC認証のカツオを猛烈仕込み中。
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一緒に料理を作ってくださる森枝シェフも(右)。シェフたちのご紹介は後で詳しく・・・
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ちなみに、バートさんは2017年のMSCアンバサダー就任以前から、積極的に水産物のサステナビリティや海洋資源の健全化などの活動に取り組み、SNSやYouTubeで発信し、著書も出されています。
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今回の来日も含め、一年中各国を回っていますが、このようにビデオクルーまで帯同!
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そうしているうちに、会場全体の準備も整ってきました。
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外観だけでなく店内も自然にあふれ、本当にリゾートにいるようです!

石井さんの挨拶でキックオフ

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開始時刻には参加者も集まり、いよいよイベントスタートです!まずはおなじみ、MSC日本事務所代表、プログラム・ディレクターの石井さんが開会の挨拶。

参加者にはMSCや「海のエコラベル」について聞きなれない方もいるので、簡単な説明とMSC認証とCoC認証の話、日本や海外での認証数や小売企業、ホテルなどの取り組み状況を話されました。直近のホットなニュース「Panasonicが3月22日から社員食堂でMSC認証製品で使用することが決定」についても言及。

松永社長の熱いスピーチでアイスブレーク


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続いて、2年前に国内3例めのMSC認証を取得し、今回のメニューに使ったカツオとビンナガも提供された明豊漁業の松永社長もスピーチ。松永社長も当ブログではおなじみです。

震災から明豊漁業設立までのストーリーやMSCとの出会い、現場の漁師さんと接し、長年の意識を変えることの難しさや、それでもやり遂げたいご自身の思いなど、熱く話されました(詳細はこちらの記事を)
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松永社長のスピーチは感動的で、いろいろな参加者から「さっきのお話、よかったです!」と声をかけられ、質問も投げかけられていました。

MSC認証カツオ&ビンナガの、サステナブル共演スタート!

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今回の料理は、バートさんと3人のシェフによる「共演」フルコースです。一品めは、森枝シェフ担当の「春のカツオのタルタル トスターダとともに」
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カツオをセビーチェ(魚介と野菜のマリネ)スタイルにした前菜。かつおのミンチ、甘いねぎを香ばしい燻製オイル、ライムジュースと魚醤で味付けし、サクサクのトスターダにのせて食べます。シェフの説明では「カツオの淡白な味わいを生かし、すっきり仕上げました」とのこと。
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2品めは「春の野菜とバターミルクの温かいサラダ」。これはMSC食材は不使用の、コース合間の野菜料理です。
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そして3品めはバートシェフによる「ビンナガのグリル ニソワーズ風」。トマトコンフィやいんげん、うずらの卵、オリーブなどいろいろな具材を取り合わせた上にビンナガのグリルをのせた、フレンチスタイルのメインです。
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ビンナガの表面にパリッと焼き目がつき、中は半生ロゼ色の絶妙な焼き加減。緑のソースはにんにくにミントやパセリ、レモン汁、赤ワインビネガーを合わせたそうで(バートさんの説明より)、ステーキのように焼いたビンナガや、他の具材とも相性ぴったりでした。

料理のコースは中盤で、まだまだ続きます!長いので後編へ!